兵庫県加古川市|グリーンピース動物病院 の モルモットの繁殖生理の特殊性にびっくり
院長ブログ

モルモットの繁殖生理の特殊性にびっくり

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昨日皮膚の痒みの事で来院のあったモルモット君ですが。

先日パパになったそうです。

パパになったことは、それなりにお目出度いことと思いますが。実は予期せぬ妊娠でして。

そもそも、某ペットショップでモルモットを2匹購入した時に。雄雄だか?雌雌だか?は忘れましたが。「同性の組み合わせです。」という説明で連れ帰り。

しばらく時が経つと、片方の子のお腹が大きくなったので。病気ではないか?と心配になって当院に受診されたわけです。

その時の様子から、もしかして妊娠?あるいは子宮の病気?と心配になって、腹部エコー検査を実施したところ。胎児が確認されました。

その後、無事に2匹の子供を出産して。家族が増えて良かったということになったわけですが。

出産後1ヶ月くらいの後に。赤色尿あるいは下り物があるみたいだし。お腹が膨れて来たので、今度は子宮の病気か?という感じでまた来院されました。

半信半疑で再度腹部エコー検査をやってみると。これがまた。妊娠でした。

ここで再び教科書を開いてみたところ。

モルモットという動物は、出産後すぐに、それこそ産んで2時間後くらいに、発情して交配する動物だという記載があります。

前回の腹部エコーの際にこの文を見落としてました。

飼い主様がパパとママを離したのは、出産を確認してから後のことだったそうです。

最初の妊娠は、ペットショップのチョンボと言っても良かったのでしょうが。2回目の妊娠は、私が教科書の記載を見落としたせいと言っても良いかも知れません。申し訳ありませんでした。

かと言って、生まれたモルモットの赤ちゃんを引き取る気は、正直ありませんが。

エキゾチックペットの繁殖生理は、その種類特有のタイミングとかあるようなので。少々忙しくても、教科書を開く時には、もっと丁寧に読まなければいけないなあと、実感した次第であります。

モルモットちゃんの来院は、正直言いまして、この22年の間で初めてのことでありました。

ではまた。