兵庫県加古川市|グリーンピース動物病院 の 2025 11月 04
院長ブログ

日別アーカイブ: 2025年11月4日

小さなサインを見逃さない

皆さんこんにちは

グリーンピース動物病院の更新担当の中西です

 

 

さて今回は

~小さなサインを見逃さない~

 

 

動物たちは言葉を話すことができません。そのため、飼い主が頼りにできるのは「行動」と「表情」、「体の動き」などの小さな変化です。犬や猫、うさぎ、ハムスターなど、どのペットも共通して“異変のサイン”を体で表しています。
ここでは、動物病院の現場でよく見られる「行動の変化」から読み取れる異常の可能性を詳しく掘り下げていきます。

たとえば犬の場合、「急に元気がなくなった」「散歩を嫌がるようになった」「好きだったご飯を残すようになった」といった変化は要注意です。特に食欲の低下は、内臓疾患や口腔トラブルの前触れであることが多く、慢性的な腎臓病や肝臓病、口内炎などが隠れているケースがあります。
猫の場合は「隠れるようになった」「撫でると嫌がる」「トイレの回数が増えた」など、些細な違いにも注目しましょう。猫は特に体調不良を隠す傾向があり、飼い主が気づいた時には進行していることも少なくありません。

動物病院で診察を受ける際、獣医師に伝える情報は非常に重要です。
「昨日までは元気だった」「朝からトイレに行っていない」「鳴き方が変わった」など、具体的な観察メモを持参すると診断の精度が格段に上がります。特にスマートフォンで動画を撮っておくと、歩き方や呼吸のリズムなどが客観的に確認でき、有力な手がかりになります。

また、季節の変わり目や気圧の変化もペットに影響を与える要素です。体温調整がうまくできない子は、軽い熱中症や低体温を起こすことがあります。環境の変化に敏感な子ほど、ストレス性の消化不良や皮膚炎を引き起こすこともあるため、生活リズムの維持と観察が欠かせません。

動物病院では「早期発見・早期治療」が基本です。行動の変化を“性格”と片づけず、医学的なサインと考えてみることで、命を救う可能性が広がります。