兵庫県加古川市|グリーンピース動物病院 の 11/12 モモちゃん、中皮腫ではなかったようです
院長ブログ

11/12 モモちゃん、中皮腫ではなかったようです

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最初の臨床的問題点が腹水からスタートしたフレンチブルのモモちゃんですが。

大阪のネオベッツVRセンターにていろいろ精密検査を実施しても診断がつかず。

一時は抗生物質と利尿剤を使用したところ、劇的に改善して。

でも、投薬を中止してしばらくしたらまた再発して。同じ内容の投薬では利かなくなってしまって。

腹水の細胞診をこちらで再検査に出したところ、臨床的には中皮腫を疑うべきとの、良くない結果が帰って来たので、どうなるのか?ヒヤヒヤしながらの診療ではありましたが。

抗生物質を変更するとまたまた劇的に改善して。

ある日、腹部エコー検査を行なってみたら、最初に実施したエコー検査では見えなかった、管状の異常な構造が見えたので。

試験開腹したら子宮蓄膿症と判明して。

手術から10日経過したので、抜糸を行ないました。傷の経過は非常によろしいです。

飼い主様の曰くは、元気食欲とも快調になったということであります。

手術の際に腹膜を一部分切り取って、病理検査に出していた結果が帰って来てましたが。炎症性の変化であって、悪性腫瘍ではないということでした。

やれやれであります。

しかし、子宮蓄膿症にもいろいろなパターンがあるのですね。最初に子宮が膨れて来ないで、いきなり腹水という症例は今回が初めてでした。

でも。結果オーライで本当に良かったと思います。

モモちゃんも飼い主様もご苦労様でした。これから元気で長生き出来ますように。