兵庫県加古川市|グリーンピース動物病院 の 03/07 老犬の認知症
院長ブログ

03/07 老犬の認知症

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リュウちゃんは、15才の柴犬の男の子ですが。

昨年の10月頃より夜昼構わず遠吠えをするということで、1月18日に来院して来られました。その吠え方ですが、昼の遠吠えは大きな声「オーッ」という感じで、夜の遠吠え?は比較的小さな声「ヒンヒン」という調子だそうです。

高齢になって耳も聴こえなくなり、眼も白内障で見え難くなり、不安な気持ちが強くなって、そこに認知症が加わって、大きな声で吠えるということは、犬では結構多く見られる症状です。

そんな症例が来ると、私が行なっている治療は。内服は抗不安薬と抗鬱薬を組み合わせて処方し。食事をヒルズのブレインダイエット(b/d) というのに変更するというものです。
治療開始直後は、幾分効果があるか?という感じだったり。抗不安薬が睡眠導入剤の効果も発揮したりして最初からかなり良い感じになったりと、効果には幾分のバラつきはありますが。

リュウちゃんは投薬して1週間で夜昼共に吠える声が小さくなったという稟告が得られて。

次の2週間後は昼間もあまり吠えなくなった。夜は静かにしているということになり。

次の2週間後はかなり大人しくしています。という報告となり。

更に2週間後の今日は、以前のように夜昼とも吠えることは無く、大変助かりました。ということになりました。

処方食はずっと続けるとして、投薬はどうなんだということですが。過去には食事だけで維持出来ないか?と試みたこともありましたが。
こんな症例の場合、投薬を中止するとまた吠え始めるのがほとんどなので、投薬は継続するようにお伝えしています。

リュウちゃん、とりあえず落ち着いた感じになっています。飼い主様も安心してリュウちゃんと暮らすことが出来るという事で、すごく満足されています。

これからもずっとこんな感じで幸せな老犬生活を送ることが出来たら良いですね。