兵庫県加古川市|グリーンピース動物病院 の 日記
院長ブログ

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エアデールテリアの子犬が産まれます

数日前に犬友さんから連絡がありました。
私が輸入したエアデールテリアの子らの系統で交配をしたそうです。
出産予定日は?いつだったっけ?後1ヶ月くらいだったと思います。
賢いエアデールテリアの子と一緒に暮らしてみたいという方は、
wkhtdg@hera.eonet.ne.jp宛てにメールをいただければ、繁殖者さんに紹介させていただきます。
では、父犬母犬のキャラクターを掲載しておきます。
父犬

アルデバラン オブ ザナドゥ(牡)

2008年1月1日生れ PD AZ-102257 PAH3
父 ズーコ フォン ハウスシルマー
母 ザナドゥ オブ パドルビー

代表賞歴
2011年度 神奈川県警察犬嘱犬審査会 第3位(選別の部)
2011年度 日本訓練チャンピオン(Gr)(選別の部)
2012年度 JKC 春季本部競技会 理事長賞

母犬

アグリ オブ ラビ シュープリーム(牝)

2006年度10月26日 PD AZ-10154 PSH3
父 ハクスレイ フォン エリクソン
母 クウェーサー オブ パドルビー

2010年度 関東訓練チャンピオンG(1-S)
2011年度 北日本訓練チャンピオンG 2席(プロ1-S)
2012年度 北日本訓練チャンピオンG(プロ1-S)
5年連続 千葉県嘱託警察犬(追及)

母犬が5年連続嘱託警察犬に合格していて、しかもその課目が足跡追求であるっていうのが良いですよね。父犬も全日本の訓練競技会で上位入賞を果たしておりますし。

どちらの犬も、父犬は私が輸入した犬ですし。母犬は私が繁殖した犬であります。

では、また。出産したら、また関連記事を掲載すると思います。

ぷれでたー遠藤の独断的犬論

グリーンピースわんにゃん訪問隊活動

毎月第4金曜日が、犬猫連れ老人ホーム訪問ボランティアの日になっておりますが。
先月と先々月の2ヶ月は、当日にどうしてもやらなければならない手術が入ったりして行けてませんでした。

今日は、久し振りに参加しました。

今日は、私がお産をお手伝いさせてもらったコーギの赤ちゃんが1胎参加されていて。皆さんすごく盛り上がっておりました。

子犬は無条件に可愛いです。

1時間の訪問時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。

今日は新しい参加希望者さんが来てられまして。お飼いになっているワンちゃんが適正ありという結果になれば、来月から参加出来るかと思います。
新しい訪問ボランティア希望者さんは有り難いです。

しかし、年月はいつの間にか過ぎて行くもので。この訪問活動も16年が経ったらしいです。園の理事長さんが記録を確認されたそうです。
熱心な訪問ボランティアさんたちと、園のサポートが相まって、このような長期の活動が出来たということなのでしょう。

そして、何よりも園の利用者さん、即ちお年寄りの方の嬉しそうな笑顔が、私たちの励みになって来たのであります。

次は、目指せ20年!!ですね。

 

ではまた。

 

 

グリーンピースわんにゃん訪問隊活動

第4金曜日になりましたので、表記のボランティア活動に参加して参りました。

今日は訪問ボランティアさんの人数が少なくてやや寂しかったのですが。
触れ合いの時間中は笑顔があふれていました。

 暑い夏も終わり、実り豊かな秋がやって来ました。大型台風が来たりして大変ではありますが。この秋が総ての人に幸せな秋でありますように。

 

カルガモを放鳥

最近ずっとブログを放置しています。書くネタはそれなりにあるのですが。精神的に疲れていて?こんなことになってしまっています。

数日前に傷病野生鳥獣として保護していたカルガモを放鳥しました。

1ヶ月以上前に付近に池も川も無い県道沿いの住人が、「道を歩いていて自動車に轢かれそうだ。」ということで、カルガモの雛が持ち込まれたのです。

若干疲労と飢えで衰弱気味でしたが、動物看護師さんのお世話を受けると元気回復し。鶏用配合飼料を食べて日々成長して来ました。

ここ最近、ぐっと大人びて来まして。飛べるようになりましたので。放鳥することにしたわけです。

鴨が多いことで近所では有名な池まで連れて行きました。当日は鴨は見当たらず。アヒルが池に浮かんでいました。

プラスチックケージに入れて連れて来たカルガモを自由にしてやります。

すぐに池に入って泳いでました。

野生のカルガモに出合えて、受け入れてもらえるのかどうか?食べ物を自分で見つけることが出来るのかどうか?すぐに鷹や狐などの肉食鳥獣の餌食になってしまわないだろうか?

いろいろ思うこともありますが。一応放鳥することが出来ました。

動物病院スタッフさんたちに感謝です。

野生鳥獣救急指定動物病院

2020年8月14日現在。グリーンピース動物病院は兵庫県野生鳥獣救急指定病院を辞退していまして。現在は加古川動物病院など別の動物病院がその任を負って頑張っておられますので、野生鳥獣を保護されて困っておられる方はそちらに連絡されますようお願いいたします。

この記事は2013年7月22日の時点のものでありますので、そのようにご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

 

実は、兵庫県の制度で、私たちのような民間の動物病院を、兵庫県野生鳥獣救急指定動物病院として活用しようという仕組みがあります。

グリーンピース動物病院も、一応社会貢献の一助になるべく、名乗りを上げて指定されておりまして。時々市民の方が持ち込んで来る野生鳥獣の治療や再放鳥獣を行なっております。

しかし、社会が野生鳥獣を保護管理するのに、これで良いのか?と疑問に思うことも再々です。

一次診療としての救急指定動物病院制度は、それはそれで良いことなのかも知れませんが。

鳥獣が野生復帰を果たすために、全県単位でとりあえずの怪我が治った鳥獣を野生復帰に持って行くまでのリハビリ施設とかが必要なんじゃないか?と常々感じております。

最近持ち込まれた動物は、ツバメの雛、コウモリ、カルガモの雛くらいでしょうか?

ツバメの雛は、1ヶ月以上ミルワームを給餌して育てて、ツバメが居る公園に放鳥しました。

でも、放鳥されたツバメは、自力で食べ物を摂ることが出来るのか?外敵から逃げおおせることが出来るのか?

はなはだ疑問を感じながらの放鳥でした。

野生の鳥の雛については、日本野鳥の会が雛を拾わないように一般の人に周知するためのキャンペーンを行なっておりますが。巣立ち直後の雛を、善意に基づく行為とはいえ、無知によって「拉致」してしまう人が多いようです。

今回のツバメも巣立ち直後で、親鳥が何処かで心配して見守っていたのだと思うのですが。保護した人は、周囲に親鳥も居ないし、駐車場で車に轢かれそうだったからと言って、強引に加古川農林事務所に持ち込んだのを、農林事務所も困ってグリーンピース動物病院に連れて来たということでした。

最近も、「ツバメの雛が飛べなくって、困っているようです。そちらに連れて行って良いでしょうか?」という電話連絡があったので。「そのツバメの雛は、巣立ち直後で、親鳥が近くで心配して見守っていますし。親鳥が食べ物を食べさせていますから、貴方が「拉致」さえしなければ無事に成長して行く可能性が高いと思います。それと、いったん人間の手に落ちた野鳥の雛は、野生に戻しても食べ物を探したり、外敵から身を守ったりという教育を受けることが出来ないので、生き延びて子孫を残すところまで行けるかどうか?怪しいですよ。」とお返事したところです。

コウモリは、正確な種類は判りかねましたが。飼いネコが捕まえて遊んでいたのを、猫の飼い主が保護したものでした。

猫の口には、出血性敗血症菌という怖ろしい細菌が常在していて、その菌によって死んでしまう可能性があると判断し。抗菌剤を数日投与しながら、犬猫用の流動食を強制的に食べさせて。元気が回復したよう?なので再放獣しました。

コウモリの場合、元気か?弱っているか?判定が困難でした。何せ何にも表現してくれません。

最後のカルガモの雛は、交通頻繁な市街地の道路で彷徨っているのを保護されたのですが。近くに川も池も無いような道路で、親からもはぐれて、どうしてカルガモの雛が居たのか?不思議です。

もしかして、誰かが飼ってた?

とにかく飛べるようになるまで育てた上で、放鳥することにしました。食べ物は鶏の飼料を使いますが。ボレー粉も添加してカルシウム不足にならないように注意します。

最初から普通に食事を摂って、水もちゃんと飲んで。元気に育っています。

最近たらいをプール代わりにして水浴を楽しめるようになって来ました。

体重も順調に増えて、保護された時には240グラムだった体重も約2週間で440グラムにまで増体しております。

しかし、この鴨、野生復帰出来るでしょうか?

行く末が案じられます。

野生鳥獣救急指定動物病院とは言え、最近県からの通知で、農業被害の著しい猪や鹿、アライグマ、ヌートリア のような特定外来生物は傷病救護の対象から除外するということらしいです。

人間と自然との関わりは、難しいですよね。

過去に、青大将に食べられそうで可哀相だということで、野兎の子を連れて来られた方が居ましたが。食べ物を取り上げられた青大将は可哀相ではないのでしょうか?

見た目で差別するのもどうか?と思います。

あるいは、昔見たアフリカのドキュメンタリー番組で、溺れそうになっているヌーの子供を助けようとした取材班に、「安易に野生に介在しないように。」と制止をかけた現地のレンジャーの考え方が、一見残酷なように見えても最も健全なのかも知れません。

でも、考えようによっては、それも人間の手のほとんど入っていない大自然の中でこそ言えることで、我が国の市街地や里山のように、人間の活動が環境形成に大きな影響を与えている地域の場合にまであてはまるのかどうか?

考え始めたらきりがなくなります。

2016年10月25日追記です。

兵庫県野生動物救急指定動物病院についてですが。 近くで大勢の獣医師を雇用して頑張っている動物病院が、最近は名乗りを上げて受け入れてくれるようになりましたので。 元々少ないスタッフで頑張っていた当院は辞退させていただきました。

 

 

 

 

グリーンピースわんにゃん訪問隊活動

第4金曜日は表記の老人ホーム犬猫連れボランティア訪問活動の日です。

今日は、ぎっくり腰の症状がまだ幾分遺残しておりますので、用心して自分の犬は連れずに参加しました。

園の人や見学の人たちと話しをして、訪問活動の様子を時々デジカメで撮影するくらいのことしかしませんでしたが。自分なりに良い気分転換にはなったと思います。

 来月はマリノワゴーシュを連れて参加したいと思います。

ぎっくり腰久し振りです

6年か7年前まで頑固で厳しい腰痛に悩まされていた私ですが。
縁あって広島県は尾道市の骨屋クマ吉前岡先生と巡り合って治療を受けるようになってから、劇的に改善しまして。
月1回ペースで前岡治療院に通うことで、ぎっくり腰もほとんど生じなくなっておりました。
月1回の治療には、私の飼い主太得子さんも同行して痛や膝痛の治療を受けていたので、自分の事だけではないという意識もあって、概ねサボらずに行けていたようなことでしたが。
昨年からはクライミングインストラクターをやっている長男が太得子さんと一緒に治療に行くようになって、少々義務感からも解放された私は、腰の状態も良いので、本来は3月末に行くべきだったクマ吉先生の治療を1回飛ばして、次回治療を5月1日にしてしまい。2ヶ月も間隔を明けたのであります。
ところが、この2週間くらい腰にモヤモヤ感が生じるようになって、まずいかな?と感じておりましたが。
ついに4月20日土曜日の朝に、風呂場で椅子に腰かけて足を洗っている時に、グニュ?という感触を腰に感じてしまいました。
それからは、痛いのなんのって。辛抱たまりません。昔懐かしコルセットを引っ張り出して装着しておりますが、全然であります。
2日目くらいから、自分でも立った時の姿勢が歪んでいるのを実感するようになっておりましたが。今朝自分の立ち姿を画像撮影してみたところ、くの字に曲がって、意識して立ったわけではないのに片方の足先も先に突き出した立ち方になっております。

ユリウス@素人ハンターの出猟日記

今朝ほどクマ吉先生に電話を入れて、私の休日の水曜日に治療をしていただくよう無理をお願い致しました。
いつも困った時に無理ばかり言って申し訳ないのですが。先生、予定に入れて下さいました。
24日と1日に続けて治療を受ければ、きっと痛みは無くなることと期待しております。何せ「神の手」に触ってもらうのですから。
仕事は何とかかんとか頑張りますが。それ以外はしばらく活動休止になるかも知れません。
しかし、それにしても痛いです。

早朝犬連れ独り花見

東京ではもう桜は終わりらしいのですが。当播磨地方ではどちらかというとこれから見頃に入ります。例年大阪よりも1週間は遅いです。

毎年行くのが、市内の日岡山公園という公園でして。中心を貫く歩道が桜並木になっております。

かなり広い公園で、武道館や野球場、サッカー場なんかもあったりして、29歳になる長男が小学生の頃はここの武道館で柔道を習わせてました。長男の子育てにはかなり力が入ってました。
二男になると、全然とは言いませんが、かなり肩の力が抜けていたように感じます。

今朝は5時45分に起床して、5頭の愛犬たちを加古川河川敷に連れて行って排泄と運動をさせて、それから独り花見をしに日岡山公園に行きました。花見のお供には7ヶ月令になるベルジアン・マリノワ牡のゴーシュを紐付きで連行しました。

桜の花はそれなりに咲いておりますが。

近くに寄って子細に見てみると、大きく開いた花だけではなくって、まだこれから開く蕾もそれなりに見られます。全部開けばすごく豪華に見えることと思います。

マリノワ ゴーシュは気合いを入れて訓練しているわけではないのですが。それなりに私とは良い関係になったみたいです。やって欲しいことをちょっと教えてやるとすぐに理解してくれて、それを真面目に遂行してくれます。

もともとそんな犬なんでしょうね。

桜の木の下で、座って待たせてみたり。

伏せて待たせてみたり。

待っている犬を呼べばこちらに駆け寄って来て正面に座ってくれて、号令をかければ左脚側に移動してくれてと、お利口なものであります。

人間の意を汲んで進んで従う気持ちが強い犬を選抜育種して来た結果なのでしょうね。

しかも、防衛訓練という犬の身体能力的にはギリギリ限界までパーフォ-マンスを発揮させる訓練科目のエリートを選抜することによって、股関節形成不全などの運動能力に悪影響を及ぼす形質を除去して来たわけですから。健康面でも問題の少ない犬になっていると思いますし。

犬の繁殖はすごいです。繁殖者が望む形質を有する個体を選びながら、同じ血を絡み合わせるように4代か5代繁殖を繰り返せば、かなりの確率で望む犬を造ることが出来ることと思います。

そして、私としてはやはり現役の作業犬や猟犬の血筋の犬が、飼育するに当たっては好みであります。

春の朝のひと時楽しく過ごすことが出来ました。

今日から明日にかけて雨みたいですが、桜が散ることがないよう祈っております。

 

 

グリーンピースわんにゃん訪問隊活動

本日第4金曜日は、市内の老人ホームへ犬猫子供連れでボランティア訪問に参加する日です。
今日は、学校が明日から春休みということもあって、近所の小中学校生徒とかの参加もあったりして、訪問ボランティアさんも多く参加され、賑やかなイベントになりました。
ベルジアン・マリノワゴーシュも随分賢くなり。早目にホームに行って、園庭でボール投げや咬み付きパッドの引っ張りっこ、服従作業のおさらいをやったりして。
時間が来て園の2階ホールに上がる前に、トイレに行く時などは伏せて待つことも出来るようになりつつあります。

ユリウス@素人ハンターの出猟日記

実際にホールでお年寄りの方々と触れ合う時も、お利口そのものです。

今日も可愛いお子様が参加されていまして。ゴーシュもお子様との接近遭遇を楽しんでおりました。

ユリウス@素人ハンターの出猟日記
ユリウス@素人ハンターの出猟日記

最後のミーティングで、入所2ヶ月のお年寄りで、日頃の生活ではスタッフの方とのコミュニケーションが上手く行かずに、介護拒否とでも言えるような状態になってしまっていて、いつも怒ったような感じの人が、本当に入所後初めてではないかというような満面の笑顔を見せてくれたと、園のスタッフさんが発言されたのが印象的でした。

02/22 小さな自然

自然と言えば、私の自宅の小さな庭も、リビングでくつろぐ猫のよっちゃんも、犬舎で狩りの疲れを癒している犬たちも、そして、我々の肉体も総て自然の一部であり、大きな流れの中でぶつかったり合流したり離れたりしながら、曼荼羅のように生きているのですが。

自宅の小さな庭には、毎朝鶏の食べ残しをお皿に入れて置いてありますので、1年中スズメたちが賑やかしく集っております。

ここ数日、庭に訪問して来るのがメジロです。

もうすぐ春とは言っても、寒さが厳しく山野に食べる物の少なくなる時期に、庭に生えているキウイの木の実が熟れて落ちているのを食べに来ます。

12月とか1月には来てないのは、彼らにも何か季節毎に活動のリズムがあるのでしょう。

1月にはキウイが木から落ちそうになるのを、ヒヨドリがつついて賑やかでした。

毎年早春に来てくれるのは、メジロ以外にも、ツグミの一種のシロハラとか、ウグイスとか居ります。

そう言えば、今年はまだキジバトを見ません。昨年とか一昨年にはキジバトのペアが鶏の食べ残しを独占して、スズメたちが不満そうにしていたものです。

このところ、ブログの症例紹介を怠り気味です。 仕事が閑だと却って気が抜けるのでしょうね。いよいよ春が来ますから、気を引き締めないといけません。

ではまた。