兵庫県加古川市|グリーンピース動物病院 の イングリッシュ・セターの異物誤嚥による腸閉塞
院長ブログ

イングリッシュ・セターの異物誤嚥による腸閉塞

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
LINEで送る

週末に来院したイングリッシュ・セターのローラちゃん。

1週間前から嘔吐と下痢の症状を呈し始め。発症3日目に他院にて診療したのですが。一時好調になったので更に3日間経過を見ていたところ、やはり調子が悪いという事でその動物病院に行くも、そこの先生が週末にどうしても外せない用事があるということで。

当院に受診されたものであります。

血液検査では白血球数、特に好中球数の増加が著明で。持参したエックス線フィルムからは腸閉塞が強く疑われます。

他院で3日目のエックス線フィルムですが、診療初日と同じように胃に内容物が充満しています。

腹部エコー検査を実施してみると、腸管の拡張著しく、拡張した腸管の中に紐のような構造が見られました。

こうなると、少しでも早くに開腹して中を確認するべきと思いますので、残業して手術という事になりました。手術前の数時間は静脈輸液を行ない、少しでも水和状態の改善をはかります。

麻酔導入してお腹を開けて見ると、胃の中には大量の葉っぱ。胃の幽門付近から腸管にかけて撚れて紐状になったタオルのような繊維性異物が詰まってにっちもさっちも行かない状態になっていました。

画像の羅列だけである程度ご理解いただけたと思いますが。手術は無事に終了。本犬は術後から気分良くなって、術後24時間後から飲水し、36時間後には胃腸病用の処方食をモリモリと食べていました。

手術の2日後には元気で退院して行きました。

今日もまたお役に立てて嬉しかったです。紹介状を書いていただいた先生には今から報告をしなければなりません。